高校球児がトラックの追突事故で亡くなった件で行政処分が科されました

運送会社に事業停止処分 豊橋の東名3人死亡事故
2011年8月30日 12時24分
CHUNICHI Web より引用
 愛知県豊橋市の東名高速道路で2月、3人が死亡したトラック追突事故で、国土交通省中部運輸局は30日、運転手に違法な長時間労働をさせていたとして、貨物自動車運送事業法に基づき、同県小牧市の運送会社「ムソー」の静岡営業所(静岡県牧之原市)に7日間の事業停止などの行政処分を科した。
 運輸局が実施した特別監査で、事故を起こした小松勇太受刑者(24)=自動車運転過失致死罪で禁錮刑=に、国が定めた一日16時間の上限を超えて運転させていたことなどが判明。他の運転手についても、健康状態の把握など勤務管理が不十分だったことが分かり、重い処分を決めた。
 事故は2月15日夕、豊橋市の東名高速下り線で発生。渋滞の車列に小松受刑者のトラックが突っ込み、至学館高3年だった桐林史樹さん=当時(18)=と糟谷知世さん=同(17)=ら3人が死亡、6人が軽傷を負った。
 ムソーの木下太一郎社長は「今回の事故で社会的に迷惑をかけた。運輸業界全体の問題で、二度とあってはならない。行政処分とは別に、遺族のこともきちんと考えたい」と述べた。
 事故をめぐっては、法人としてのムソーと静岡営業所長が労働基準法違反の罪で略式起訴され、それぞれ罰金30万円を支払った。
(中日新聞)


運送事業者が2月に高速道路で起こした死亡事故に対し、行政処分が科されました。


・事故を起こした小松勇太受刑者(24)=自動車運転過失致死罪で禁錮刑
・愛知県小牧市の運送会社「ムソー」の静岡営業所(静岡県牧之原市)に7日間の事業停止
・法人としてのムソーと静岡営業所長が労働基準法違反の罪で略式起訴され、それぞれ罰金30万円

運転手に違法な長時間労働...一日16時間の上限を超えて運転させていた...他の運転手についても、健康状態の把握など勤務管理が不十分...

難しい問題ですね...

公の道路を利用するトラック物流は安全に運行されなければなりません。

ユッケ問題のようにメディアや行政の素早い動きがないのは、行政、業界団体、天下りが関連するのでしょうか??

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